seapony3000

ガラスの中の少女のseapony3000のレビュー・感想・評価

ガラスの中の少女(1960年製作の映画)
5.0
最後の日に小百合が職場に訪ねて来てからの2人の逃避行までのスピード。「わたしたち話さなくなったわね」「話すことがなくなったもの」「話さなくてもわかるようになったからよ」から先は全部過去形になってる。ふたりとも若くて美しい。合成したチープな背景で楽しくデートするふたり、木下忠司のエレクトーンやギターが壊れたオモチャにみたいに頼りなく鳴っていて、また泣きそうになる。若杉作品もっとみたい。
seapony3000

seapony3000