先日、ＷＯＷＯＷの番組表を見ていてこの作品を知りました。ジョン・マルコヴィッチのハイドにジュリア・ロバーツの共演となれば鑑賞しない訳にいかないと、ＢＤレコーダーのＨＤＤに録画しておきました。
今日、その作品を鑑賞しましたが２０年前の作品ですから二人とも若い事が第一印象でした。ジキル博士の基に勤めるメイドの視点を中心に描く古典作品ともいえると思います。
幸せ薄いメイドは優しさをジキル博士に見出し彼に尽くす。そして博士が助手として採用したハイド氏の二人に翻弄され彼女の想いが彷徨して行く様を描いた一種の愛情物語になっています。
クライマックスに至るまでは、そんな印象でしたが最後はキッチリ見せてくれます。マルコヴィッチの演技にロバーツも惹きこまれたような見応えを感じ、観て良かったと感じました。
