キミシマユウキ

ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!/ハード・デイズ・ナイトのキミシマユウキのレビュー・感想・評価

3.0
多忙を極めるBEATLESの4人は常にファンから追われる生活。ある日ポールの祖父が四人の元に現れるが彼がかなり問題を抱えており……

多分世界で一番知られてるバンド
!!BEATLES!!
が主演のドキュメンタリーチックなコメディ。
というよりアイドル映画?PV?
というより長めのミュージックビデオ?
BEATLESは神秘的な雰囲気になる前でやんちゃな初期の曲が好きなので鑑賞。


A Hard Day's Night


デビュー当時のBEATLESは特に女性ファンから黄色い奇声によって追い回されていたのが良く分かる作品。
揃えたマッシュルームヘアとまだ少年の瞳でニコニコしている4人がとても可愛らしくてホッコリした。
ストーリーはあってないようなもの。
テレビ出演やら何やらで忙しい四人の元に現れた面倒なおじいちゃんのせいでドタバタしちゃうよってお話です。
ただこのおじいちゃん死ぬほどスベってるので映画の中身としては非常に退屈です。
ただ10分に1回くらい出てくるBEATLESの演奏タイム(ほぼPV)が見れたのでそれだけで満足。というか今作を観る人はそれが目当てだと思うので物語なんていいのかな??
初期の名曲の数々が歌われまくるので最高です。知らない曲は一曲もなかった。

出演はBEATLESの皆さん。
やっぱり個人的にはポール推しです。
ジョンとポールはカリスマ感がやはり伝わってくる。
リンゴはみんなにいじられていて可愛いし結構単独での出番が多くて良い。
ジョージはなんかずっとニヤニヤしてました。

まぁ長めのPVを見てると考えればもっと点数を上げてもいいのかもしれないが、
この絶望的にダサい邦題、とくに最後の
ヤァ!ヤァ!ヤァ!
という意味不明な部分にマイナス0.6点くらいしてこの点数で落ち着きましょう。

BEATLES好き、初期のBEATLESの曲が好きな方、そしていじられまくってちょっとしょんぼりするリンゴ・スターを観たい方にはオススメの作品。