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憑神(つきがみ)のdoblevのレビュー・感想・評価

憑神(つきがみ)(2007年製作の映画)
4.0
何度も見たけど又見たくなる作品。

御利益がある神社と間違えてお祈りしたらマイナスの神様が憑いてしまう。
現れたのは西田敏行さんの貧乏神。
どう見ても貧乏神には見えない愛嬌たっぷり可愛らしい陽気な貧乏神。
ああ、やっぱり西田敏行さん大好きだなぁ。

なんとか回避して次に現れたのは赤井英和の疫病神。憑かれた本人だけじゃなくて周りの人にも普通に人として見える。
赤井英和さんも今見ると、保護犬に優しい奥さんを大切にする良いおじさん。
同じ作品でも見る時期によって全然違うなぁ。

最後は死神。小さな子ども。女の子。

妻夫木聡さんが最初から最後まで本当にいい。くずなお兄さん佐々木蔵之介とは正反対な志の高い真面目で優しい人。
最後の方は切なくて泣いたけど、日本昔ばなしのような感じでとても好きな作品。

またいつか見よう。
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