物語の進み方は語りが多く細かい描写も繊細に描かれているためとても小説を読んでいるような感覚に近かった。
終わり方が急で「え?」ともなったけど多分現実ってこんなもんだよな…と思った。
綺麗に始まって綺麗に終わることなんて滅多になく、いつも気づけば終わっていてほんとにふと思い出すそんなことの繰り返し。そんなふうに感じる。
ほんとに現実的なシーンを見ると思わず「あぁ…」となるように感傷に浸るし、純粋すぎるまでの恋心を描いているところなど現実では滅多にないだろうなと思えるシーンでは胸が痛くなるような現実とファンタジーが両立している作品だと感じた。
なんだか小学校の頃仲良かった友達と高校に上がる前までは年賀状を出していたことを思い出した。もうすぐ年も越すし何年かぶりに勇気をだして今年出してみようかな…
追記
その友達とは年賀状をきっかけに連絡を取り合うことができるようになりこの間およそ8年ぶりに会えました!
久しぶりすぎてもしかしたらうまく話せないかもと思っていたけれどいざ会うと昔と何も変わってなくて小学生の頃に戻った気分でした。勇気を出してよかった