anguish

秒速5センチメートルのanguishのレビュー・感想・評価

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)
1.6
インターナショナル版

秒速5センチメートル=桜の花びらが舞い落ちる速度

いつでも捜してしまう どっかに君の笑顔を 急行待ちの 踏み切りあたり
こんなとこにいるはずもないのに 命が繰り返すならば 何度も君のもとへ
欲しいものなど もう何もない 君のほかに大切なものなど

第1話「桜花抄」
★東京の小学校で身体が弱いために図書室に行きがちになる二人はどこか精神的に似ている部分もあり一緒にいる時間が多い。ある時、篠原明里は小学校卒業と同時に栃木に引っ越すことになる、それから遠野貴樹も中学1年の終わりに差し掛かる頃に鹿児島に転校することになり、その前に明里に会う約束をするが大雪のために電車が遅れに遅れ…

第2話「コスモナウト」
転校して来た貴樹に片思いする澄田花苗。

第3話「秒速5センチメートル」
現実はこんなもんよと崖から突き落とす話(比喩)

評価が高い割りになんとなく短編3話と言う所も相俟って後回しにしていたら当たってしまった、桜花抄(おうかしょう)だけ泣きそうになったけどそれは自分の力ではどうしようもない運命と携帯電話の無い時代の切なさが身に染みたからで別れは初めから約束された予定調和を描かれてもねぇ、主人公の声優は棒読み出し「だからなに?」が素直な感想。

新海誠の作品で一番相性が悪かった。しかしロケット好きね、この監督。

22(010)
anguish

anguish