男性には共感できるストーリー、らしい。
自分は少々共感とは縁遠い感想を抱いた。
任せきり、思うだけ、願い祈り考え、具体的な行動に起こしたのは過去のそれだけ、に見えた。
振り向いて待っている存在を得たいのなら、自らも動くべきだと自分は思う。
ただ待つだけで何かを得たいと思うのは、傲慢か怠惰ではないだろうか。
ともあれ、背景は美しく見ていて飽きる事はなかった。
ひたすらに光と陰のバランスがよく、魅力的。
反して人間のデザインが全く良くないのが残念。
もう少し何とかならなかったのか。
見分けがつきにくい、同じ顔、微妙な顔立ち、髪型。
キャラクターデザインの大切さを感じた映画だった…。