ケルチャン

秒速5センチメートルのケルチャンのネタバレレビュー・内容・結末

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

なんなんだこの観終わったあとの胸の切なさは。
三部作だけど1つのストーリーで繋がってる。何回も観たけどやっぱりとにかく映像が綺麗。たまに写真かと錯覚する。特に駅や鉄道は本当にリアル。
山崎まさよしの歌がいい感じにマッチしてストーリーを引き立ててくれる。
最初に見たときは、女の子の方が心変わりしてしまって男の子の方がずっと忘れられない感じなのかなーって思っていたけど(日本版ララランドっていうコメもどこかで見た)じっくり見返したら違うな。お互いに徐々に離れていったんだ。それはタイミングだったり距離だったり色々あるけど。で、お互いなんとなく別の人と付き合って、でもなんか違うかなって思ったりして心のどこかではいつも相手を探してて。だけどこのままじゃ何も変わらないことを知って女の子の方が動いたのかな、と。
どちらかが強くプッシュしてても引かれたかもしれないしうまくいったかもしれないね。人生とはそういうもの。切ないけど、観終わった後の胸の締め付けが嫌いではない。またしばらくしたら観るのでしょうね。私は。