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終わりなき叫びのmhのレビュー・感想・評価

終わりなき叫び(2010年製作の映画)
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アフリカ・チャドの内戦と、同国の徴兵制度を背景とした家族ドラマ。
水泳のチャンピオンとしてもてはやされて生きてきた男(主人公、60歳)は、息子に職(プールの監視員)を譲ることをよしとしない。それとは別に徴兵されるか寄付金を払うかの二択を迫られてる。結局、お金がないから息子を兵士として差し出して、プールの監視員にも復帰できて一石二鳥。
息子の婚約者が現れて、戦場にいる息子から手紙が届く。主人公はようやくそこで後悔するんだけど、もう手遅れというのが話のすべて。
なんとなく「山月記」みたいな話になってるので、日本人にはその機微が伝わりやすいかと思う。ただ、長編にするほどのことかねみたいな感想も抱いた。
面白かった。
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