時代考証や設定考証についてはほぼ1から100まで間違っており、それを基にしたストーリーも当然ファンタジーな代物ではあるのだが、
「トム・クルーズと渡辺謙と真田広之がカッコいい」で一点突破できてしまっている快作。
カッコいいので食い入るように観てしまうしなんならその勢いで感情移入して泣いてしまう。シンプルな強み。
加点式で観るタイプの人にお勧め。
また、「欧米人目線のトンチキジャパニズムあるある」をハリウッドスケールで堪能できるという点でも充分に楽しめる。
(皮肉ではなく、実際に一定の需要があるジャンルだと思うんですよね…)