うめ

バットマン ビギンズのうめのネタバレレビュー・内容・結末

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

闇夜のヒーローの誕生秘話。


最近ジョーカーが気になっており、ジョーカーを見るためにバットマン三部作を身始めました。まず一作目の本作、こういうアメコミヒーロー物はほぼ観たことがなかったのですが、楽しめました!


主人公ブルースウェインは幼い頃両親を物盗りに殺された過去を持つ。父親のように正義を貫くために模索する日々。世界を巡り己を鍛えたブルースは、両親が殺された故郷ゴッサムシティへと舞い戻る。
蔓延る悪を廃すために自分にできることは何か。


なんとなーくバットマンは完璧な超人がさらりと敵を倒し、美女を取り戻して、やったー!みたいなイメージを持ってたんです。
しかし、全然違った!!💦
バットマンってDIYで作られた感じのヒーローだったんですね。
バットマンという、恐怖で悪をも支配するための存在を生み出すために、主人公と執事アルフレッド達が奮闘していく感じがとても楽しかったです。最初からあるんじゃなく作られたというところがとても良い。
また、そのバットマンという存在の意味合いを前半長くを使って説明してくれるので、なんともその存在を受け入れ、応援しやすい。これは人気出ますね!

私のこの映画のオススメポイントはお爺ちゃん執事アルフレッドの可愛、格好良さと、ゴッサムシティの街の様子です!
アルフレッドはとっても可愛くて、お茶目で、余裕のある存在として描かれ、主人公がまだ成長段階にある中、安心感を与えてくれました!
また、緊張感のあるシーンだけだと面白みにかけるけれど、アルフレッドが楽しくさせてくれます。洞窟の中にさえ、スーツに長靴で現れるところに萌えます。
ゴッサムシティはモノレールが行き通い高層ビルが立ち並んでいるのに、車両は落書きだらけでナローズ島は治安が悪くごちゃごちゃしている。アキラや鉄コン筋クリート、ブレードランナーの街の様子でワクワクした気持と同じで楽しくなりました!
うめ

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