きー坊

バットマン ビギンズのきー坊のネタバレレビュー・内容・結末

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

2020年190本目。未見だったし、映画館でダークナイト見る前に見ておこうと思い鑑賞📽

目の前で両親を殺されてしまった御曹司ブルース・ウェインが、漆黒のスーツに身を包み、ゴッサムシティーに蔓延る悪と対峙するヒーロー・バットマンになるまでを描いたダークナイトトリロジー1作目。

【感想】
1.パンチラインの趣
「人はなぜ落ちるのか? 這い上がるためだ」というセリフがこの映画のパンチラインかなと個人的に思う。ただ聞こえ方が、1回目と2回目じゃ少し違うなと感じた🧐亡き父が発するそれは、息子へ向けた叱咤激励みたいなものを感じるし、執事・アルフレッドの放つそれは、父の残した遺産が全て燃えてしまって失意にあるブルースを励まし、支えようとする従順さとか優しさを感じる😌

2.正義のベース
両親を殺されて抱く悪への憎悪がブルースに落す影はかなり濃すぎるし、裏社会を体験するために浮浪しているのは少し捻くれた感じもする。同じような感じのヒーローで思い浮かぶのは、スパイダーマン(サム・ライミ版)のピーター・パーカーかなと思う。両者を比べると、ブルースが纏う影は、ピーター・パーカーが纏う影よりもっと暗いし、正義の土台にある悪への憎悪が最初から強い気がする💭

3.ビルの谷間を舞う黒い影
謎のガッチャマン感を感じてしまうシーンが節々にあった気がする🤭やっぱ序盤の忍者との対峙など、日本のカルチャーへのリスペクト要素入れたのかなと思ったし、実際影響受けてるのかな?もしくは、クリストファー・ノーランのアイデアなのかな?🤔ちょっと色々調べてみようと思う。

コウモリとかスケアクロウに襲われた時など、ブルース(バットマン)やレイチェルが恐怖と直面したときの見せ方が感覚的で、クリストファー・ノーランぽさを感じられて好きだなと思った🤓

IMAXレーザーで見るか4Dで見るか迷ってるけど、本作の内容踏まえてダークナイト見るの楽しみになってきた🎬
きー坊

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