邦題ほどスケールの大きい話ではないw
小さな事務所内でほぼ完結する話だけど、最高。今まで見た会話劇の中で、『十二人の怒れる男』(1957年)と双璧を成す面白さ。
主役はどう考えてもジャック・レモンのほう。イケボすぎて子守唄効果発動からの前半ちょい眠気に襲われたけど、さすがベテラン。滑舌良すぎか。どっしりした貫禄と抜群の安定感で他の俳優を圧倒してる。
エド・ハリスの悪いやっちゃ〜な演技もすごく良かった。とにかくどいつもこいつも演技力が服着て歩いてやがる!!
今作のアルパチの髪型めちゃくちゃ好き。特に前髪!他作品ではオールバック以外イマイチピンとこないこと多いんだけど、中華料理屋で商談してるシーンかっこよすぎて気絶しそうだった。そうなるとなぜか声もいつもより素敵に聞こえるよね。あれ…?この人ダミ声なはずなのにこんなに色気凄かったっけ!?ってなった。
あとこれは全くの余談なんだけど、この人は俳優人生のうち一体何回放送禁止用語を言ってるんだろうといつも疑問に思う。