摩天楼を夢みての作品情報・感想・評価

「摩天楼を夢みて」に投稿された感想・評価

hrt2308

hrt2308の感想・評価

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何だか嫌なものを観たなって気分になった。でも決してダメな作品ではなく、むしろ内容の濃い作品だ。濃すぎて疲れる。

不動産セールスマンの夜から朝にかけての物語。本社から派遣された幹部ブレイク(アレック・ボールドウィン、今よりぐっと痩せている)は支店のレーヴィン(ジャック・レモン)、モス(エド・ハリス)、アーロナウ(アラン・アーキン)に罵声を浴びせながら今夜中に契約を取るように命じる。支店長のウィリアムソン(ケヴィン・スペイシー)も本社のいいなりだ。成績優秀なローマ(アル・パチーノ)はその夜もリンク(ジョナサン・プライス)という客に契約を迫っている、、、。

何と豪華な顔合わせ。彼らの凄まじい演技合戦。ほとんどバトル。誰かと誰かが口汚く罵りあっている。
当時の(今も?)アメリカの不動産業の買い手にサインさせれば後は知らない的な商売に辟易する。完全にセールスマンは会社の売る道具だ。成績が上がらなければ給料はもちろん有力な顧客情報も回ってこない過酷さ。

娘が入院している病院代さえ事欠く成績が芳しくないセールスマン、レーヴィンを演じるジャック・レモンの悲哀が胸に突き刺さる。鬼気迫る演技に驚嘆する。他の出演者も自らの実力、それも嫌な面を惜しみ無く出している。

凄いけど、気分が落ち込む映画だ。これも社会に斬り込む映画の役割だ。
MARU

MARUの感想・評価

4.1
「役者は揃った」とは正に!

ファック!
話が地味!空気は雨で地味地味!
セールスマンは辛過ぎる!
ファック!

このキャストでこのタイトルだからウキウキしながら観たら内容が予想外だった。でもこれはこれで逆に有りだった!いや普通に面白かった。会話についていこうとこちらも必死に観てたらあっという間に終わった。あーなんだか辛かった。
大御所らによる渋さ爆発のアンサンブル。
劇映画なので動きは乏しいけど、その分しっかりと熟成された芝居が堪能できる。
設定に派手さはないが、役者の演技で魅せる。
特にラストはぐいぐい引き込まれた。
今観ても全く色褪せない。
彼らの息遣いがすぐそばに聞こえてきそう。

残念ながら、内容に反比例して、邦題はもの凄いセンス。マイケルJフォックスが出るのかと思った。
pooralien

pooralienの感想・評価

3.8
ちょっと正気を疑うほど稀にみる豪華なキャスティング
画面が陰鬱なのでとっつきにくく感じるけど元が戯曲なのでテンポが良くて観やすいし、台詞もたっぷりとあるのでかなり観ごたえある
ジャック・レモンとケヴィン・スペイシーの掛け合いが天才
やるかやられるかのテーマ性と役者のぶつかり合い。
見ていて気持ちがいい。
劇映画であるとともに、雨の夜とその後という演出が良い。
まり

まりの感想・評価

3.8
これは役者達がとても良い。戯曲がもとだから、映画向きではないかもしれないけど。
さと

さとの感想・評価

3.5
不動産会社の営業マンの話。

キャストが豪華でした!
アルパチーノがキャストの一番にあるけど、ジャックレモンの悲しさが印象的。

ノルマがきつくてみんなぴりぴりしててこわかったです。
詐欺集団みたいだった笑
シフ

シフの感想・評価

4.1
これは面白い。営業職のこういうとこ嫌なんだよな〜ってのが詰まってる笑。営業経験者の人にはあるあるでしょ。みんな口悪すぎ。アメリカではセールスの研修でこの映画見せるらしい。

こんな地獄のような職場では僕みたいな豆腐メンタルは2日でクビになると思う。つくづく営業職辞めてよかったなと安堵してる(個人の感想です)。
あとは邦題のしっくりこなさ。
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