摩天楼を夢みての作品情報・感想・評価

「摩天楼を夢みて」に投稿された感想・評価

これありきの『ウルフ・オブ・ウォールストリート』だと思うが、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』以降だと古臭く感じたりもする。名優たちの演技合戦、それでも嫌味な上司役のケヴィン・スペイシーがダントツに良い。
へい

へいの感想・評価

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現代の最強ブラック会社。地獄。
嘘に嘘を重ねる営業トーク。
そこには何の罪悪感もなし。契約を取りさえすれば、儲けさえすれば立場が変わって態度が激変。罵倒されてたやつが罵倒を返す。

契約を取れないやつはクズ、ゴミ扱い。
残業なんて当たり前、娘が大病でも家にも帰れない、失業するから仕事も辞めれない。逃げれない。

商品が自分にとって価値のあるものかどうかなんて関係ない。価値があるように見せさえすればいい。

ゲームオブスローンズ の聖人が出てた。
アルパチーノが契約を取るためだけに生きてるサイボーグと化している。
会社の中に人情のなんて一欠片もない
jonajona

jonajonaの感想・評価

3.8
アウトレイジーゼローと名付けても良いくらいの男同士の醜いマウント合戦。

悪徳不動産会社に勤めるサラリーマンたちが、成績不振者はクビという勧告を受けてもがき合う様を描く。
騙しスカし、弱った奴にはすぐ言葉のグーパンを食らわせる。知性派、荒くれ者、それぞれ出てくるが結局みんなグーパン。どーだ!?と言った側から弱みを掴まれ今度はそいつをグーパン!どーだ!?と言った側から…以下明日へ続く。

醜い争いの末に流れるエンディングのアルジャロウが歌う『Blue Skies』が爽快感も残しつつ何か恨み節のような空しさも込められていて、本当に見事!
元々はもっとゆったりしたテンポのラブソングらしいですね、素晴らしいアレンジ。この曲を聴くとちょうど中和されていい映画を観たような気になれる。実際にいい映画ですが(醜いけど笑)。
仕事が人生の全部なのか?
とか考えさせられる。
muka

mukaの感想・評価

3.6
テンポもよく、スイスイ見てしまった。
営業マンの苦悩は見ていても良く伝わってきた。
hrt2308

hrt2308の感想・評価

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何だか嫌なものを観たなって気分になった。でも決してダメな作品ではなく、むしろ内容の濃い作品だ。濃すぎて疲れる。

不動産セールスマンの夜から朝にかけての物語。本社から派遣された幹部ブレイク(アレック・ボールドウィン、今よりぐっと痩せている)は支店のレーヴィン(ジャック・レモン)、モス(エド・ハリス)、アーロナウ(アラン・アーキン)に罵声を浴びせながら今夜中に契約を取るように命じる。支店長のウィリアムソン(ケヴィン・スペイシー)も本社のいいなりだ。成績優秀なローマ(アル・パチーノ)はその夜もリンク(ジョナサン・プライス)という客に契約を迫っている、、、。

何と豪華な顔合わせ。彼らの凄まじい演技合戦。ほとんどバトル。誰かと誰かが口汚く罵りあっている。
当時の(今も?)アメリカの不動産業の買い手にサインさせれば後は知らない的な商売に辟易する。完全にセールスマンは会社の売る道具だ。成績が上がらなければ給料はもちろん有力な顧客情報も回ってこない過酷さ。

娘が入院している病院代さえ事欠く成績が芳しくないセールスマン、レーヴィンを演じるジャック・レモンの悲哀が胸に突き刺さる。鬼気迫る演技に驚嘆する。他の出演者も自らの実力、それも嫌な面を惜しみ無く出している。

凄いけど、気分が落ち込む映画だ。これも社会に斬り込む映画の役割だ。
大御所らによる渋さ爆発のアンサンブル。
劇映画なので動きは乏しいけど、その分しっかりと熟成された芝居が堪能できる。
OKcomputer

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4.0
設定に派手さはないが、役者の演技で魅せる。
特にラストはぐいぐい引き込まれた。
今観ても全く色褪せない。
彼らの息遣いがすぐそばに聞こえてきそう。

残念ながら、内容に反比例して、邦題はもの凄いセンス。マイケルJフォックスが出るのかと思った。
pooralien

pooralienの感想・評価

3.8
ちょっと正気を疑うほど稀にみる豪華なキャスティング
画面が陰鬱なのでとっつきにくく感じるけど元が戯曲なのでテンポが良くて観やすいし、台詞もたっぷりとあるのでかなり観ごたえある
ジャック・レモンとケヴィン・スペイシーの掛け合いが天才
やるかやられるかのテーマ性と役者のぶつかり合い。
見ていて気持ちがいい。
劇映画であるとともに、雨の夜とその後という演出が良い。
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