Toineの感想文

グレアム・ヤング毒殺日記のToineの感想文のレビュー・感想・評価

グレアム・ヤング毒殺日記(1994年製作の映画)
3.6
【結晶の夢】
ヒュー・オコナーさんがシリアルキラーを演じていると聞いてガン見で鑑賞いたしました。

毒薬に魅せられた、かの有名なグレアム・ヤングの少年期~逮捕後までを描いた作品です。

どんなキレッキレの毒殺を見せてくれるのかと思ったら、ヤングさんの親子関係や罪悪感に苦しむ姿などがコミカルに演出されていてヒューマンドラマっぽい感じに仕上がってました。

劇伴も明るい曲を使っていて、きっと怖いものが苦手な人でも観やすいのではないかなと思います。

とくに後半で"Je t'aime moi non plus"が流れたので嬉しかったです♪
大好きだよゲンズブール!

日本版もBlu-ray化してほしいなあ。
テーマはアレですが内容は発売禁止にするほど危険ではないと思うのです。
オコナーさんが最高なのにー!