道中の点検のバニラのネタバレレビュー・内容・結末

ラザレフは独軍の捕虜になり独軍に加わったが、再びソ連軍パルチザンに投降する。
パルチザンのロコトコフ隊長はそんなラザレフを仲間として試すことに。
戦闘シーンに迫力が至近距離での撃ち合いも妙にリアル、モノクロ映像が美しい。
演技に映像に気合いを感じた。
「戦争は人生の何もかもを変えた」
ラザレフの寂しげな表情が印象的。
卑怯もの呼ばわりされるラザレフだが、ドイツに加勢したことを後悔し罪を償おうと、覚悟の姿勢は見えてた。
敵の弾丸に倒れるソローミン、人としては間違ってたけど最期に謝ってた。
ソローミンの死因がラザレフに向けられるのも厳しい。
クライマックスは独軍支配下の貨物駅に潜入し食糧列車を強奪する作戦、ラザレフは身の潔白も裏切り者の汚名も挽回できるのだろうか。
ネタバレ。
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共に闘う仲間たち、信頼もあったが裏切りで見せるエゴも描かれてた。
列車強奪作戦は大迫力。
必死で作戦を遂行するラザレフの闘いを応援する感じ、機関銃を撃ちまくる時の表情が何故か悲しかった。
現実を叩きつけられるようなラザレフの結末だった。
高得点。