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道中の点検の映画情報・感想・評価
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道中の点検
(
1971年
製作の映画)
TROVERNA NA DOROGAKH
製作国:
ソ連
ロシア
上映時間:97分
ジャンル:
サスペンス
3.7
監督
アレクセイ・ゲルマン
脚本
エドゥアルド・ヴォロダルスキー
出演者
ロラン・ブイコフ
ウラジミール・ザマンスキー
オレグ・ボリーソフ
「道中の点検」に投稿された感想・評価
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ネタバレなし
ネタバレ
NaotoOnoの感想・評価
2021/01/16 22:17
3.6
篠突く雨の中、茫洋たる面持ちの男が2人映し出される。
その表情は何かを言いたげではあるが、読み取ることはできない。
縫い目なくカットは継がれ、兵士が泥土の中の物体に何らかの液体を注ぐシーンに切り替わる。
そして、切々とした語り口のナレーションが挟まれる。
そこで冒頭のシーンが、ドイツ兵が芋に灯油をかけ、それを食べたソ連の男達が衰弱していた様を描いていることが分かる。
同時に、パルチザンを無くす為にドイツ軍が占領地で似たようなことを行い、今でも悪夢のように当時のことが思い出されることも語られる。
これからゲルマンによって告発される独ソ戦パルチザン闘争の惨憺たる有様を不気味に香らせる不穏な幕開け。
物語はパルチザン部隊にある男が投降してくるところから始まる。
男の名はラザレフ。
独軍に捕虜にされ寝返ったが、再び祖国軍に帰還。
部隊と志を共にすることを誓う。
ところが、一度寝返った男をそう簡単に信用できるほど部隊の人間も素直ではない。
ラザレフが内省すれば、兵士達の雌狼の様な猜疑心はその心を苛む。
そして戦争は全てを奪い、飄然と茂る白樺は怜悧な視線を屍山血河の大地に注ぐ。
終盤に差し掛かり、ラザレフはある作戦に同行する。
その作戦の決行の果てにあったのは決して安直なパルチザンの英雄視ではない。
そこにあったのは善い人も悪い人も等しく息絶える、独ソ戦の真実だった。
ラストシーン、盤楽遊喜と鳴る楽隊の音の奥底に冒頭のナレーションがバッハの対位法の様に鮮やかな調和を伴って蘇る。
「今でも夢に見るんだ。
思い出すと悲しくて…。」
それは人生を理不尽に奪われた人間達の、嘘偽りのない告発であった。
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4
lagの感想・評価
2020/12/22 13:50
3.8
降りつける雨と深い泥。牛のような目をした顔を拭う。ドイツ兵の軍服を着てまた戻ってきた元赤軍伍長の男。一面の銀世界と白樺の森に丸太小屋。鮨詰めで移動する大勢の人々。雪の上でも火は燃える。輸送に対する破壊工作。
内情は察してくれる隊長さん。銃を突きつけるも吹き飛ばされ落ちた銃をもう一度渡され外すへっぴり腰。通訳の女。仲良くしてくれるおじさん。列車の扉に描かれた文字。機関銃で薙ぎ払う。照準器と懐中電灯。煙の中に現れる兵士たち。
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0
ルネの感想・評価
2020/12/21 15:58
5.0
1971年製作。 アレクセイ・ゲルマン監督の長編デビュー作品。
原作は、監督の父である作家ユーリー・ゲルマンの小説「"祝新年"作戦」。検閲により上映禁止処分を受け、1986年までの15年間公開されなかった。
舞台は1942年で、ドイツの占領下におけるパルチザンの抵抗を描いた作品。一度はドイツ軍に協力していた男がパルチザンに捉えられて、協力を誓うけど中々信用されないお話。
初のゲルマン監督作品だったのだが、カネフスキー級の難解な作品を創造していたので、普通にストーリーもあるしエンターテイメントな戦闘シーンなどもあって驚いた。タルコフスキーの『僕の村は戦場だった』的な、観やすくて逆にビックリな作品。
モノクロで映し出される雪原の美しさとか、寡黙な主人公が醸し出す雰囲気、そしてサスペンス的な要素もある展開、そのどれもが素晴らしかった。
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0
モナコの感想・評価
2020/12/12 16:57
-
あまりにもイメージが激しい、独軍が占領してる線路の見張り台に首吊り縄の形をした鉄線がぶら下がっていて、同じ画面に映ったら死んでしまうんだろうなと思ったら、全員死んだ
河のシーンが印象的だった
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0
しもふりの感想・評価
2020/12/09 18:07
5.0
ПРОВЕРКА НА ДОРОГАХ
The Trial On The Road
一度は祖国ソビエトを裏切った男が、蔑まれながらも再びパルチザン活動に身を投じていく戦争ドラマ
主人公の引き裂かれるような心情が生々しいアレクセイゲルマンの傑作
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0
umihayatoの感想・評価
2020/09/15 21:02
5.0
ふと気がついたらアレクセイ・ゲルマンのDVDBOXを買ってしまっていたので、アレクセイ・ゲルマン週間一発目。
思えば、ドキュメンタリーを見たくて買ったBlu-rayを含めると
「神々のたそがれ」は3枚目になってしまった
ファーストシーケンスで
ゲルマンだぁと思い
こんなカットどうやって映画として撮れるんだと感嘆しつつ
ストーリーがわかりやすいのにびっくりする。
侵略してくる独裁政権に反抗する
パルチザン
その中にも自身の凝り固まった正しさを主張して、他を拒絶するクソみたいな独裁者じみた奴は生まれてしまう
戦時下にあって人や人情を信じるってとてつもなく難しいのでは無いだろうか
「戦争に来た頃は、ファシストなんて言葉も知らなかった。軍歌の中で歌われてて知ったんだ。」
と言うセリフがひどく心に残っている
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0
ミシンそばの感想・評価
2020/08/12 22:18
3.6
いつ観たかは忘れたが、多分去年ぐらいだったか。
アレクセイ・ゲルマン監督作品はそのほとんどが肌に合わずに途中で眠気に敗けて観るのをやめたが、この映画はすごく観やすい。
展開も素早く、それでいて人間ドラマも濃く、アクションも鉄のカーテンの中にしては結構頑張ってると思った。
扱ってるテーマが結構重い(だからこそこういう表現は適切でないとも思うが)けど、結構エンタメしている映画だ、と言うのが個人的な所感。
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浮浪者の感想・評価
2020/07/25 17:13
3.6
いちど何かを踏み外したものには、そのまま転げ落ちる傾斜しか用意されていないのか。湯浅誠か云う「すべり台社会」の精神史的実現をみることもできる。転向と改心の無邪気な双子は、人をここまで狂わせるのか。
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0
tk33220の感想・評価
2020/07/25 14:49
3.9
霧のかかった画面の奥からドイツ兵がゾロゾロとやって来て、銃撃爆撃が繰り広げられる場面など所々に活劇性が漲っている。
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熊太郎の感想・評価
2020/06/15 14:27
4.0
ゲルマンなのに(?)端整な映画なんでびっくりした。オープニングタイトルが完璧。
戦場シーンで誰でもない女の息遣いが聞こえるけれど、あの見えない身体の近さが素晴らしい。
父親の小説を映画化した息子は、確信犯的に物語の破調とゲテモノ食いに向かうのか……。
(『フルスタリョフ、車を!』の、吐瀉物と糞にまみれて狂った囚人に丸太で犯されても死なない不滅の怪力ぱぱをおもう)
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