U-NEXTにて字幕鑑賞。
以前観たものの再鑑賞。
あらすじは母親から美人コンテスト出場を強いられる女子高生ブリス。
彼女は家族と出掛けた先でローラーゲームの存在を知り、試合を観に行く事に。
その事がキッカケでブリスは万年最下位チーム、男も顔負けの面々ハール・スカウツの新人テストに参加。
滑走が評価されて、母親に黙ってチーム入りを果たすが…というもの。
久し振りに観たけどやはり笑って泣ける大傑作！
青春スポ根ガールズムービーの金字塔！
ドリュー・バリモア初監督作品ながら初知りのスポーツ”ローラーゲーム“をここまで面白く見せる時点でめちゃくちゃ上手い。
すっかり魅了されたし、実際のを見に行きたくなったし！
ルール説明もある優しい設計。
主人公ブリスはエレン・ペイジ改めエリオット・ペイジ
母親役は『ミスト』の狂信的でこわ〜い人、マーシャ・ゲイ・ハーデン
チームメイトにクリステン・ウィグ、ドリュー・バリモア、ゾーイ・ベル
ライバル役にジュリエット・ルイスと全員姉御肌が似合うキャスティングで完璧な布陣。
チームに面々含め優しい人達が殆ど
ジュリエット・ルイスは怖い人やったけど、でもこの人もこの人なりに必死で…な理由もリアルで良かった。
ドリュー・バリモアはガハハ！笑いがキャラと合っていて良い。
ナニが9cmのジミー・ファロンのMCが盛り上げ上手で良かったし、相手にされてんのか？されてないんだか？なコーチ、バイト先の店員バードマンも好き〜♪
まぁバンドマンとの色恋要素は要らんかったけど
プール水中キスシーンは美しかったけど、結局はクソ野郎やったんやから〜
母親から敷かれたレールを歩く毎日の娘が偏見、押し付けられる価値観を跳ね除け本当にやりたい事を見つけ、自己を確立するドラマはベタながらも熱い。
”娘が幸せになるチャンスを失いたくないんだ”と親も娘の本当の姿を見つけていくドラマも泣かせる。
シスターフッド、親との確執、自立、ライバル関係、親友との喧嘩と上手くまとめ上げるドリュー・バリモアの手腕は凄い良かった！
