胸熱の青春映画。
さえない小柄な主人公が、俊足を活かして活躍するあたり、大好きな漫画アイシールド21ぽくて、女版 小早川セナって感じ。
豪華すぎる俳優陣が画面所狭しと活き活き演技しててビックリ。
マーシャゲイハーデン
ダニエルスターン
ジュリエットルイス
ジミーファロン
そして監督兼出演のドリューバリモア
みんな大御所中の大御所。
そんな大御所たちと渡り合うエレンペイジ。バンT着てさえない感じがめっちゃかわいい。！
ストライパーのTシャツ、いいな。。
田舎の退屈な暮らし
退屈な学校とムカつくあの子
「これをやってみたい！」と雷に打たれるような出会い
好きな事に熱中するキラキラした瞳
甘酸っぱい恋
友情の危機
失恋
全部全部愛おしい
駆け出しのブリスが、敵チームに煽られて、「戦う女」の目になった時は、震えた。
この作品に惹かれたのは、自分の母親が
「ローラーゲームの選手になりたかった」
と言ってたのを思い出したから。
かつてローラーゲームが日本で爆発的人気だった時代。母も、この主人公ブリスのように、当時活躍していたスター選手に憧れた。
でも、母の場合は、父親に反対され、夢を諦め。。
あの時、ブリスのような選択をしていたら。この作品のように、「娘が幸せになるチャンスを逃したくない」って言ってあげられる父だったら。なんて思った。
一方で、ブリスのように、
不本意だけど、母親に認められたい、喜んでほしいからミスコンに出続けてたっていうのもわかる。。
ブリスにも、母親と同じ「戦う女」の血がしっかり流れてるんだけど。
好きなことに本気で取り組むのに、上品も下品もない。ミスコンもローラーゲームも同じ。
やるなら本気で。
