レビュ彦

晩春のレビュ彦のレビュー・感想・評価

晩春(1949年製作の映画)
4.9
小津安二郎が描く家族、俺もうダメだ。泣く。爆笑する(杉村春子さん本当ありがとう)。

こんなに真正面から「幸せとはなんぞや」的説教を食らったことはない。そしてここまでグッときたこともない。


小津映画は本当にびっくりするくらい観れちゃうな。

実はそんなに黒澤映画とかを楽しく観れなくて(何喋ってるのかわかりゃせん)、「あぁ、俺はもう昔の映画を楽しめる脳のない稚拙な人間なんだ。」と悲しかったのだけど、小津映画はマジでそんなことなくて、やっぱ人には向き不向きがあるなと思いました。

小津安二郎はとりあえず戦後作品は全部観たいな。


1.37:1
レビュ彦

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