てれすこ

晩春のてれすこのレビュー・感想・評価

晩春(1949年製作の映画)
4.0
母を亡くして父と娘の二人暮らし、父の身を案じてなかなか嫁ごうとしない娘に対して自分も再婚するからと嘘をつく父、ショックを受ける娘。
娘が嫁いでしまうと家事をする人がいなくなるので心配という点については秋刀魚の味でも似たシーンがあって、人を雇ったり自分でもやってみれば…と思ってしまったけどそれが晩春ではちゃんと描かれていた 人を雇っているしりんごを剥こうとしている
でも秋刀魚の味のほうがあとの作品なのか
半世紀以上前の作品なのに、結婚=即幸せではない、互いに支えながら幸せを作っていくんだという父の話がとても良くてこういう人だから娘も離れがたかったんじゃないかと思ったりした
てれすこ

てれすこ