花椿

晩春の花椿のレビュー・感想・評価

晩春(1949年製作の映画)
3.6
『持つんならやっぱり男の子だね。女の子はつまらんよ。せっかく育てると嫁にやるんだから』
ってセリフが好き。

私は女でまだ独身だし娘もいないけれど、娘を手放す親の切なさも、父を離れる娘の切なさも分かる。

小津安二郎の描く父親像は、今の時代でも理想的。穏やかでちゃんと話し合える父親、子供たちを諭すが高圧的ではない。
花椿

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