1、2に引き続き視聴。
予想以上に面白かったです。1と2を見て、「有名作だけどこのレベル？なんで評価されてるのか分からん…」と思っていたので一安心しました。スタイリッシュで迫力があるアクション、素早い変装、大切な人を守るために戦う…等々、これこれ！と言いたくなる要素が詰まっていました。
J・J・エイブラムス監督はこの作品が初監督作品というのがすごいです。結構話が綺麗にまとまっているしツッコミどころも少ないし、MI2とは大違いです。スパイものだからこその緊迫感とかシリアスさもあってかっこいい作品でした。
物足りない点があるとすれば、ラビットフットを盗むために研究所に潜入するシーンが詳しく描かれなかった点と、そもそもラビットフットはどんな兵器なのか説明がなかった点でしょうか。でも正直前作も「生物兵器的なものを盗み出す」というシーンはあったし、あの時も屋上から忍び込んでいたので話が被ってしまうんでしょうね。ついでに言うとルーサー、お前敵の前で本名を連呼すなよ、とは思いました。
今作はイーサンの感情が伝わってきたところが良かったです。上司に詰められて凹んだ（？）り、婚約者に自分の職業を説明できなくてもどかしくなったり、大切な教え子を失って辛くなったり等々、この人も1人の人間なんだよなーと思えました。ミッションでちょいちょいドジってるところも人間味があっていいですね。
あとは物語の舞台がちょくちょく変わるところも良かったです。IMFのオフィスの様子が見れたり、ベルリンや上海に行ったりするので飽きずに楽しめました。上海の街並みが美しかったです。
