サイモン・ペッグかレギュラーメンバー入りする3作目。
これがこのシリーズの分岐点?
相も変わらずアクションはド派手なのですが、それに負けないぐらい情報量自体が上がってます。つまり、シリーズを追うごとに複雑化していく図式。
私はこのシリーズに対して何を求めているかと言うと、ド派手なアクションを求めている人間なので複雑化し過ぎると若干食傷気味に…別に脚本が悪いとかそういう訳では決してないのです。化かし化かされのスパイ物自体も好きです。
ただ、そういった複雑なストーリーラインを理解するのは初見だと難しい。だから何度か観て反芻する。
しかし、それを行っていく上で今度はアクション部分が重くなってくる。
じっくり考えたいのに派手な行動で全て吹っ飛んでいく感覚です。
これは個人の趣味趣向もあるので何とも言い難い部分ではありますが、ガチガチのスパイ劇をやるならばアクションは控え目でも良いかなあと。二律背反です。
そう言った矛盾を抱えても尚面白いと思わせるから凄いのですが、このシリーズは。