こまったさん

20世紀少年<最終章> ぼくらの旗のこまったさんのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

1から3までの感想。
大学入りたて、同級生と先輩に連れられて観に行ったなーもう1回みたいな、オッチョのステンドグラスバシャー割りありがとうWOWOW

原作は読まずに登場人物の顔だけ調べて鑑賞したのだけどもやっぱりすごく似てる。すごい。10年近く昔の映画だからかキャスト若干若いし、平愛梨ちゃん可愛いし木南晴夏ちゃんも可愛いし。宮迫が俳優してる!タカトシやんバナナマンやん!最後の春波夫ライブで野次ってるのダイヤモンドユカイやん斎藤工やん!幼少期の皆々様もすごい と、まずキャストの似具合でテンションがあがる。
旦那さん曰く原作は回収が追いつかなくて「カツマタくん?だれー!」ってなるらしいけど、映画の方のトモダチは一貫してフクベエに扮した(同窓会でも名乗ってなかったらしいから語弊あるかもだけど)カツマタ君が犯人だし、ロボットの内部が頑丈だったから生き延びた・とか、ここで替え玉を用意した・とか後後回収してくれるから成程と思えた。
小学校のときの小さな歪みが膨らんで悪になるとこうなるんだ、と思うと怖くもある。
少年の頃誰しも描いた未来とそこで思うよりもカッコ悪くも人類を救うため活躍する戦士、っていう胸が躍るようなストーリーでした。
主要メンバー唐沢さんやトヨエツなどなどの演技は勿論だったけど、カツマタ君の役をしてた佐々木蔵之介のマッドな顔が最高だった。旦那さんは最後の打たれた時の、ちょっと丸まって後ろに倒れていく格好が大人になりきれてない大人の雰囲気があってよかったって言っていたし、ラストのラストでケンヂがトモダチランドで過去を精算しにバーチャルに入った先にいたカツマタ君(中学生)の役だった神木くんの、後のカツマタ君を彷彿とさせる目や雰囲気も最高でした。
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