20世紀少年<最終章> ぼくらの旗の作品情報・感想・評価・動画配信

20世紀少年<最終章> ぼくらの旗2009年製作の映画)

上映日:2009年08月29日

製作国:

上映時間:155分

ジャンル:

3.2

あらすじ

「20世紀少年<最終章> ぼくらの旗」に投稿された感想・評価

怠惰

怠惰の感想・評価

5.0
20世紀少年。小6かな小6の頃に、テレビで一挙放送みたいなのしてて、学校でも割と話題になってた。

男子は口を揃えて、「けーんじくん。遊びましょー」だったし、女子もなんだかんだみんな知ってたから反応してた。

バチボコに尖ってた当時の俺は、流行りを嫌って、テレビが映るリビングから離れて部屋で勉強してた。しかし、流石に3部作放送ともなると、CMや、その他の番組で目にする機会が徐々に増えていった。しかも、トモダチ、は誰だ?みたいな超煽る宣伝をするもんだから、結局、最終章だけ気になって見ちゃった。

もちろん最終章だけ見たら何がなんだかさっぱり分からなくて、とりあえずトモダチの正体だけばっちり記憶して、ケンジ達のガキの過ごし方への憧れもばっちり体に染み込ませて、そんなこんなで、世間の20世紀少年ブームも終わった。

しかし、クソ逆張り中二病坊主の俺は、世間が飽きた頃に20世紀少年にハマり、と言ってももう作品は流れてないわけで、ではどうするかというと、ひたすらケンジの真似をした。

まず手始めに、予言の書を作った。
これは本当に手始め。周りの友達からは、おまえ、20世紀少年のパクリやん笑とからかわれた。ここでの俺のスタンスは今でもよく覚えている。
「は?ちげーし」
誰がどう見てもテレビ放送に影響を受けたクソ痛いガキのおままごと未満の行動だが、俺は、俺だけは心の底から否定した。ケンジがたまたま俺と同じことをしていただけで、俺だって予言くらいする。全否定のスタンス一点張りで、とりあえずこのパクリ疑惑は回避した。
今となっては、よく回避できたな、子供のゴリ押しってすごいな、いや実は裏でバカにされてたやつだな、と痛々しい記憶として残り、実際なにを予言したかはこれっぽっちも覚えていない。

予言の書は、とにかく準備できた。次は縄張りが必要だ。このおままごと遊戯は、学校にいる間に行われるわけで、縄張りも学校内に用意しなければいけなかった。俺は、小3の頃に先輩らと作った秘密基地の存在を思い出した。ほら、俺はケンジに影響を受けたわけじゃない。小3から作ってるんだ。今思えば多分あの先輩が影響を受けてたんだな。だっせーな。そして、仲間を引き連れて、その秘密基地へ向かった。感動した。しっかり残っていたのだ。と言っても背丈くらいの木が4つくらい並んでいて、その中に無理矢理入るというものだから、無くなるもクソもないのだが。

そして俺たちは秘密基地に無理矢理入り切り、そこで一つ気づいた。俺たちはラジオを持ち込めるわけでも、エロ本や雑誌を持ち込めるわけでもない。そこで俺たちは鬼ごっこやかくれんぼをしてる年下達の声を聞きながら、身を隠しているだけだったのだ。虚しくなって、すぐに出た。こうして縄張りの確保には失敗。

そして時は経ち、受験が終わり、ようやく俺が放課後に外で遊べるようになった。この受験までの間にも、俺らだけの合言葉を作ったり、モンスター図鑑をつくったり、そろそろほんとにケンジを超えるバケモノ級のガキが誕生しようとしていたのだが、割愛。
そして俺らが外で遊ぶ時、真っ先に向かったのは、もうあそこしかない。そう、駄菓子屋。
我らが三ツ境には愛想のないババアがやってる駄菓子屋がなんと3つもある。万引きこそしなかったものの、チャリで駄菓子屋の前に集合し、思い思いの駄菓子を買い込むだけで、俺らはこの上なく幸せだった。

だんだん駄菓子屋にも飽きていったのを覚えている。ある程度の種類を食べ尽くし、そのうち、スーパーでポテトチップスを買うようになったのも覚えている。最初はチャリで競争していたのが、誰かがiPhoneを手に入れた途端、パズドラをやり始めたのも覚えている。

この前、たまたま地元を散歩した。普段は通らない道も通って、駄菓子屋の前にもきた。
まあよく考えれば当たり前くらいのことなので驚いたわけではないが、駄菓子屋が消えていた。ちゃんと跡形もなく家ごと消えていた。
奥には畑が広がっていて、俺らが座ってブタメンを食べた赤いベンチと、駄菓子に比べれば贅沢だった自動販売機は残っていた。



そんなこんなで、鬼イタの小6期を過ごした俺は、7年越しに結局20世紀少年を全部見た。全部見て、全く同じ感情が湧き上がってることが本当に嬉しい。早く予言の書を作って、早くアジトを見つけて、早く駄菓子屋に行きたい。

でも、当時俺に着いてきてくれた、仲間達の殆どが、今はもう疎遠で、集まったとてやることは飲み屋に行くくらいしかなくて、帰りに駄菓子屋に寄ることすら出来ない。成長してしまった自分と世界が寂しい。いや、俺は成長してないのに周りの環境が成長してるのが怖い。

一応俺らも20世紀の少年だし、もうロックを聴くくらいしかやることがない。
やっぱりこれは三部作で一つの作品であるので、最終章にてレビュー。

まずは漫画ありきな映画であること。だから漫画を読んでいないと正直楽しむことができないかもしれない。

全24巻あるこの作品を実写で映画化したこと自体すごいこと。
突っ込みどころは確かにあるが、この作品の凄いところはそんなことではない。

なんと言ってもこのオールスターキャストの凄いこと。数分しか出演しない超脇役にも、日本を代表する俳優を起用していること。
きっと堤監督だからこそできたことなのだろう。
そして原作漫画のキャラへの寄せ方も楽しい。

個人的なMVPはヨシツネ役の香川照之さんかな。演技の幅の広さを感じた。

もう一度漫画を全巻読んでみたい…。
観終わりました。
お腹いっぱい!
スペクタクルでしたね、何を観てるのか途中分からなくなりましたが(笑)
結末はうろ覚えでしたが、最終観終わってああこんなだったなという感じ。
彼のことを1番忘れていたのは僕でした(笑)
配役が見事過ぎて、この作品の良さはそこにありますね。
そして、これでもかと金かかってる感じがすごいする(笑)
音楽イベントの件はちょっと無理があるし、辻褄よってところは多々あるけど、そこは漫画ですからね。
それにしても、この作品が登場10年ぐらい前に完成しているのなら、今のご時世ONE PIECEとかも実写で出来るんちゃう?ほんまに!
13部作ぐらいになると思うけど(笑)
SFとかファンタジーとか概念系の映画が大好きで、ずっとワクワクできた!!!
こんなの現実に存在せん。を違和感なしに届けてくれる映画だいすき。おもしろかった〜!!
Ron

Ronの感想・評価

3.4
子供の頃好きで見たけど
あの時の感覚が今でも残ってる。
夢のなかで何かから逃げているけど
思うように足が進まない感覚。
それが今でもずっと残ってる。
KUBO

KUBOの感想・評価

5.0
2015年、トモダチによる2度目の細菌テロで人類の多くが死滅した世界。『進撃の巨人』のような高い塀で囲まれた東京は、ケンヂたちが子供の頃育った町並みを模して、昭和の家が建ち並ぶ。

世界大統領となったトモダチに対して、氷の女王としてテロ組織を率いるカンナ、地下に潜って活動を続けるヨシツネの源氏グループ、さらに戻ってきたオッチョが合流し、最後の戦いが始まる。

今回の小ネタは、

森山未来演じるマンガ家が住んでたところが「トキワ荘」!

福田麻由子が子役で出てる。

トモダチ軍団の制服がオレンジ色の科学特捜隊!

焼き鳥屋の親父が高橋幸宏!!!

公開当時、私はこのボサボサ頭と無精髭のケンヂに似てるってよく言われた(^^)。

「名前は?」「矢吹ジョー」

今回やっと少しは活躍する「ヤン坊・マー坊」が天気予報だって知ってる?

トモダチのUFO、「アダムスキー型UFO」ってところがいいね!

ロボットの発進だけは『マジンガーZ』風。

などなど。

井浦新が会を重ねるたびに、だんだん役が大きくなってくところも見所かな?

こうやって見ると、子供の頃と、大人になってからとが交互に描かれて『 it 』みたいな構成でもある。

トモダチが使うのが細菌兵器だから、「皆さん、人の集まるところには、行かないようにしてください。感染被害が広がらないように注意してください!」なんて台詞が入るが、マジで今の世相に被って怖い。

トモダチの人類滅亡の予言は阻止できるのか? ついに明かされるトモダチの正体は誰だ? 

いいところはやっと帰ってきたケンヂ(唐沢寿明)がみんな持ってっちゃうけど、『20世紀少年』ついに完結。よく三部作で丁寧に作ってくれました。

夢と希望にあふれた昭和40年代と、地球最後の日と大予言に明け暮れた世紀末と、昭和のノスタルジーいっぱいの本作は、公開当時の40代、今の50代にはたまらなく懐かしい。

全てのキャスティングがマンガから抜け出してきたかのようにピタリとハマり、子供時代と大人の俳優との連携も文句なし。

マンガ原作の映画化で、ここまで満足できたのは、この『20世紀少年』と『るろうに剣心』だけ。

本作の評価は三部作でひとつの作品として見たもの。浦沢直樹の世界が大好き! 監督の堤幸彦にしても『TRICK』以外では最高傑作だろう。

エンドロール後、最後にわかるトモダチの顔が「彼」なのもいいね!



*実は、最後のフェスのシーンで、観客の中に私の奥さんと息子たちがいるらしい。エキストラで出てはいるんだけど、群衆の中、小さすぎてどこにいるのか分からず。でも雨天で、ずーっと晴れ待ちで、撮影はたいへんだったそうな。
KeitaroH

KeitaroHの感想・評価

3.1
引っかかる部分が色々あるけど、相変わらず引き込まれた。

とにかく友達は大切にしたいと感じた。

今まで、自分の「あの時こうしてたら」的なのをすごく思い返したし、もっと交友関係も変わってたのかなとか思った。

3部作通して演者がかなり豪華。芸人も多く出がち。
chie

chieの感想・評価

3.3
やっと「ともだち」の正体が分かったけどスッキリしなかった。
こんなラストだった?と思って調べたら、原作とは違うようで…
でもこのラストは好き。
ぽち

ぽちの感想・評価

2.0
やはり心配したとおり広げた風呂敷を畳めず、ご都合主義のストーリーにこじ付けの謎解きで急降下してしまった。

一作目からどうやってオチを付けるのか心配になるぐらいに飛ばしていたが、やはりやっちまった感満載の最終章となっている。

突っこみだしたらキリがない状態。ラストのライブシーンでは演奏のリアリティの無さも手伝い凍りつく寒さ。そして蛇足のラスト10分。それタイムマシンじゃなくてヴァーチャルアトラクションでしょ。意味無いじゃん。

そして結局「ともだち」の動機も掘り下げがまったく無いので在り来たりなこじつけで終わっている。
8年かけた24巻の漫画だから構築できた世界感を、三本の映画で表現しきれなかったということだろう。

ただ、勢いだけはあるので今作から何かを汲み取ろうとか考えず、派手なシーンや意味の無いカッコつけシーンをボーと眺め、ストーリーや人間関係を観終わって頭で整理するなんて面倒な事もせず、数分で忘れてしまえば楽しめる作品。
kady

kadyの感想・評価

2.5
私は堤幸彦が撮る不気味さと懐かしさと宗教要素、その中にある優しさが大好きだ。③

漫画読んだことも無いけど、1章から誰が誰だかいまいち相関図がよく分かってなかった。が、最後はなるほどねぇ〜、と思う。
>|