インパクト大なジャケットを何度か見て気にはなっていました。
セルは物質転送マシン、テレポットの開発に没頭している天才科学者です。
無機物の転送には成功しているものの、有機物の生物由来のものは失敗の連続でした。ある展覧会で科学雑誌記者、ヴェロニカと出会い、恋に落ちるのですが、、、
ヒヒで実験して一度失敗したのに、嫉妬に駆られて自ら安易にテレポットに入り、まさかの凡ミスで蝿が紛れ込んでいたなんて。
段々と皮膚がただれて、爪が剥がれ歯が抜け落ちていく様は不気味でした。
気に食わない元彼の上司に、自由自在にゲロを吐いて皮膚を溶かしたりして、ちょっと笑いどころもありました。
ラスト、躊躇して引き金を引けないヴェロニカに、自分から頭に銃口を当てる悲しいラストでした。