マイノリティ

ザ・プレイヤーのマイノリティのレビュー・感想・評価

ザ・プレイヤー(1992年製作の映画)
3.7
良かったです!

僕の大好きな名作「ロング・グッドバイ」の名匠ロバート・アルトマン監督作です!

様々な人々が入り乱れ、ブラックなコメディ、赤裸々な風刺等ロバート・アルトマンならではの作品でした!

今作の舞台は映画業界!

ある大手配給会社の敏腕プロデューサー、グリフィンの元にハガキが届き始めます。

そこには、彼に対して恨みや脅しが書かれた内容で、かつてグリフィンが冷たくあしらった脚本家らしき人物だという事が分かり、グリフィンはその脚本家に脅しを止めて欲しい。と会いに行きますが勢い余って殺してしまいます。

決定的な証拠は無いものの、警察はグリフィンを疑い始め捜査を始めます。

しかし脅しのハガキがまた届き・・・。


いやぁ中々豪華でした!

舞台が映画業界とあって数々の名優、女優、監督が多く出演します!

セリフも無くチョイ役の中に、え!
と思わず言ってしまうような方々が居て画面の隅々まで見る事をおすすめします!

敏腕プロデューサーのグリフィン役はティム・ロビンスが演じています!

他にもウーピー・ゴールドバーグやマルコム・マクダウェル、グレタ・スカッキなどなどなど!

終盤で流れる、本編のオチでもある劇中劇のキャストがびっくりです!
ラストも、ピリッと風刺が効いてていいです!

何処までが本当か嘘か分からない映画業界の裏側を豪華キャストと共に楽しく描いた作品で、興味深く飽きずに鑑賞出来ました!