ザ・プレイヤーの作品情報・感想・評価

「ザ・プレイヤー」に投稿された感想・評価

ハリウッド映画界を風刺したコミカルなサスペンス。少し難解な雰囲気があって、ライトに観賞できる感じではないかも。脇役やチョイ役が豪華。まだまだ80年代っぽさが残る、当時のカルチャーも興味深かった。スキッド・ロウのニューアルバム発売チラシが貼ってあったり。
temmacho

temmachoの感想・評価

3.2
口論の末、相手を殺してしまった映画プロデューサーの騒動記。

死んだはずの相手から脅迫状が届き…
ミステリー・サスペンスかと思いきやブラックコメディだって。

本人役のカメオ出演がてんこ盛りのハリウッドあるあるネタなんだそうだ。
アルトマンの中では相当落ちる。

2018/08/01 (過去感想サルベージ)
青と白で統一された画家の家とライターが殺される際に赤く染まる水溜りや画面は対比になっていて、後者はまさに血で血を洗うような競争を繰り広げる「レッドオーシャン」の象徴である気がした。作品の芸術性ではなく、ビジネス的思考で金儲けのために作られる"ハリウッド映画"の真の姿を見せられたようだった。
よくある"我が家へ帰る2人"のカットといい、ラストも皮肉な意味合いでの「ハリウッドエンディング」を体現していた。
冒頭がカチンコの合図によって始まるのといい、どこまでが作り物の世界なのか分からなくなってくる。
ジェイコブス・ラダーの衝撃でティム・ロビンスを見たかったけど、全く違っててガックリした若かりし頃。
耕平

耕平の感想・評価

3.9
ロバート・アルトマンによる1992年作品。「1980年代の欲望を映した、まさに『虚栄のかがり火』がこうなりたかったであろう映画」という当時の劇評が上手い。「トム・ウルフ新作の映画化権を買ってこい」という台詞には実際笑った。いやー見事だ。

しかしボブ・ロバーツといい、ティム・ロビンスもまた1990年代前半の顔なんですねえ。正直ショーシャンクのイメージはあんまないんだけど。
方眼

方眼の感想・評価

4.0
ハリウッドの腕利きプロデューサーを主人公にした、映画界内幕物。ファーストカットは延々20分ほどの長回し。ハリウッド映画では珍しい。泥サウナとか変なシーンが印象的。これ観てしまうと、典型的なアクション映画なんかはいろいろ邪推することが出来る。
momo

momoの感想・評価

3.8
キャストが豪華な上に
カメオ出演はもちろん
セリフに沢山のハリウッドスターが登場し
映画好きにはもってこいの映画でした!

いつどこで誰が出てるのかを
見るのが楽しかった!
字幕を見るのと周り見るので大忙し!
最初は長回しで映画製作の日常って
こんな感じなのかなとか思いながらも
この人とこの人は私生活で
結婚してなかったっけ?とか
そう言うところも楽しめました!

ヴィンセントドノフリオが
若すぎなのか全然わからなかったです笑
ハリウッド映画業界を痛烈に皮肉るブラックユーモア満載のお話で、ロバート・アルトマン得意の内容。主人公の重役って、「ショーシャンク」とは逆パターンの役なんだね(*^。^*)。最後のオチはやっぱ笑える。蛇が効果的に出てきますね。
チョイ役の人たちが無駄に豪華です。
ザ・プレイヤー観賞。

90年代、"商業映画絶頂期のハリウッド映画"業界を斜め上から見たブラックユーモアで風刺した"ロバート・アルトマン"監督の群像劇。

冒頭のハリウッドスタジオの人々が繰り広げるオープニング8分間は、なんと"ワンカット"で撮影しており、思わず見入ってしまうばかりで、まさに"群像劇"といったところ。

主演は、"ショーシャンクの空に"でおなじみの"ティム・ロビンス"。
繊細な役のイメージが多いが、今作では丸フレームのサングラスにキザなダブルスーツで身を包んだ、常に余裕を見せる男の役どころで、全く真逆のイメージだが、非常に様になっていて、これまた脱帽するばかりである。

現代でも、90年代でも観客が"ハッピーエンド"しか受け入れられないのはいつの時代でも同じ。

この映画のキャッチコピーは、
"映画は能なしと殺人者によって作られる。"
であるが、これを"邦画風"に置き換えたら、

邦画は"漫画"と"コネ"によって作られる。
だろう。
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