ザ・プレイヤーの作品情報・感想・評価

「ザ・プレイヤー」に投稿された感想・評価

"人身保護令状"

ハリウッドの皮肉がたっぷりと詰まった作品。

冒頭でのセリフで、
「最近の映画はカットが短すぎる」
とある人物が話している。
ここのカットはそれに反して、長い!
ハリウッドの魔力にやられたように印象的すぎる。

映画関係者同士のリアリティーある絡みも見所。

カメオ出演が豪華すぎる。
pika

pikaの感想・評価

5.0
「最近の映画はカットを切りすぎる!」「黒い罠のオープニングを見ろよ!」と言わせながらの長回しで「こういう映画ですよ」ってまえがき的な作品紹介をしながら、舞台とキャラ紹介をも一度に行う完璧に統制されたオープニングからしてセンスが良すぎる。
大手映画会社の重役に「ヒット映画のいろは」を語らせながらまさにその要素を畳み掛ける演出が笑えるし、「自転車泥棒」を出してアンチ娯楽作の脚本家から熱烈にリアリティを語らせつつも「ハッピーエンドじゃなきゃダメ!」だと何度も被せてエンディングへと繋げていく構成の上手さ!笑
映画そのものが最大の皮肉というようなクライマックスの流れがとにかく最高!
拍手喝采!ワンダフォー!めちゃくちゃ面白かった!

シニカルにハリウッドの裏側を描き、ノワール物へと舵取りしながら様々なジャンルを盛り込み、カメオ出演や劇内映画など画面的にも全く飽きさせず、把握しきれないくらいの小ネタや暗喩、痛快な皮肉で映画を彩っていく。
恋模様や警察署の下り、オフィスのポスターや会話に挟まれる有名映画ネタなど、キャラクターの設定自体が皮肉の要素になったり、映画的な面白さになったりと、細かいところにまで隅々ネタが仕込まれていて全く飽きる暇がない。一度見ただけでは拾いきれないくらい面白さが詰まってて最高。何度も見たいし見るたびに楽しみが増して行きそう。
なすび

なすびの感想・評価

4.0
お、おおおおおお!やはり好きですアルトマン!!!!!人間を一歩引いて皮肉ってる感じが好みなんだけどこの感覚はロメールやホンサンスっぽさがあるってラストのエンディングでググーッとヤシの木にズームするところでハッとして気付いた、ホンサンスもヤシの木ズームあるよね(ロメールはあるっけ?)!!あれなんなんやろうアホっぽいけど意味ないと思うけど、何か真理を突いている感じがするのよな笑

最初はストーリーがしっかりあるのでちょっと好みじゃないかもって思ったけど後半畳み掛けるように変な演出が頻出してきてブチ上がった。私はどうも理解を超えた変な演出がだいすきなんだな、あとわけわからんモチーフとか!蛇ね…

この映画自体が内容希薄なハリウッド映画っぽくてハリウッド映画を皮肉ってる気もするけど最後なんの関係もない元カノだけが酷い目に遭って主人公はなんかものすごいハッピーエンドに終わるってのは逆に現実ぽいなと思ったりして。なんかほんとヘンテコな気分。終始漂う不穏さと居心地の悪さがクセになる。

ティムロビンス改めて見ると巨人すぎてびびる、でもやっぱりこの人好き。くたびれた感じ好き。顔が好き。蛇倒すときにシャツ脱いでノースリーブになるの好き、傘で叩いて女の人の家に行って窓の外にいてびっくりした、そこからのロマンス感もきゅんきゅんしすぎて最高だった!

今回も出てきた不思議な女画家。「三人の女」ぽさがあった、最後妊娠してたし、妊娠とはどういう意味があるんだろう?この人の白ファッション好きだった

最初の長回し面白い!すごい!目まぐるしく引き込まれる!!!

ハリウッド舞台で有名な俳優たちが実名でたくさん出ているのも豪華!!!ゴールドブラム最高
yadakor

yadakorの感想・評価

3.0
ティムロビンスってオーソンウェルズに似てる、身長もたかくて
警察署での尋問のシーンはうまい、バレてるのか不安になる緊張感が伝わる
風刺映画ではあるけど、肝心の風刺内容が月並みで感動は無かった
MiYA

MiYAの感想・評価

3.3
超長回しのオープニングショットからぐいぐい惹き込まれます。ストーリーは二の次という感じで、カメオ出演している有名人を探しながらトントンと時間が経過していくのですが、最後にメタフィクショナルな構造が明らかになってニヤリとする仕掛け。なかなかのものです。

ただねぇ。「業界あるある」みたいな感じで、ハリウッドの有名人が勢揃いして楽屋落ちを楽しんでいるだけという内向きな印象が拭えないんですよ。まぁジュリア・ロバーツとブルース・ウィリスが出てくる作中作はホント酷いと思いますがw
imagoo

imagooの感想・評価

4.4
2018年の365本目、記録し始めてから3年目でやっと1日1本を達成!
まだ2ヶ月半あるからのんびり400本を目指すかな。
そしてこの作品は面白いのでマストですよ!
Ichiro

Ichiroの感想・評価

4.0
エンディングの皮肉が全てであり、そこまで飽きずに見させる面白さがある。にしてもアルトマン映画のこの不穏さ、たまらん。
監督のドヤ顔が目に浮かぶような作品!笑

色々弄ばれて、最後爽やかにカッコ良く決めて来た。モテる男のやり方ですな。笑

ハリウッド映画の裏側をシニカルに描いていて、作中俳優の名前や映画の話が盛り沢山で、映画に詳しければ詳しい人ほど楽しめる感じ。

私はあまり分からなかったけど、本筋のストーリーが面白いから私レベルの人でも安心して下さい。

「カメラを止めるな」
的な感じで、不安を感じながらの鑑賞でしたが信じて良かった。笑
844

844の感想・評価

3.8
ロビンス映画会社の重役。
ハリウッドは日本とかの参入で荒れてる。
ライターに絵ハガキで脅される。
会社では追い詰められ、ライターには嫌われ、ロビン完全に詰む。
お巡りと業界関係者と女と出世。
ハッピーエンドがバットエンド。
映画ギャングスター、まさにプレイヤー
KYK

KYKの感想・評価

3.5
『カミュなんて知らない』で冒頭に8分を越える長回しがあると会話のネタに使われていたので観てみました。

実際に見ているとあっという間だけど、考え抜かれたカメラワークでノーカット、すごいですね。

ストーリーも映画界の実際みたいなところをサスペンスの要素を取り入れて描いていて面白かったです。

映画なのに映画に対するシニカルなシーンがけっこうあるのがニヤッとしてしまいました。
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