松井の天井直撃ホームラン

グラマ島の誘惑の松井の天井直撃ホームランのレビュー・感想・評価

グラマ島の誘惑(1959年製作の映画)
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↓のレビューは。今はもうなくなってしまった映画レビューサイトに。鑑賞直後に投稿したレビューを、以前のアカウントにて投稿したレビューになります。

☆☆☆★★★

凄いな!…単なるドタバタ喜劇と思わせながらも、その中身には様々なメッセージが隠されている。
それは、民主主義制度の成り立ちであり。天皇制に対する強烈なる皮肉。
そして核廃絶。

ところが最初から観客の心を乗せて笑わせ、最後まで突っ走る確かな演出力。

もう脱帽です。

その内容と製作年度を考えたら恐ろしい位ですね。

恐ろしいと言えば、この頃の森繁久弥の喜劇演技は神がかってさえいますね。

2008年11月8日 新・文芸坐