↓のレビューは。今はもうなくなってしまった映画レビューサイトに。鑑賞直後に投稿したレビューを、以前のアカウントにて投稿したレビューになります。
☆☆☆★★★
凄いな!…単なるドタバタ喜劇と思わせながらも、その中身には様々なメッセージが隠されている。
それは、民主主義制度の成り立ちであり。天皇制に対する強烈なる皮肉。
そして核廃絶。
ところが最初から観客の心を乗せて笑わせ、最後まで突っ走る確かな演出力。
もう脱帽です。
その内容と製作年度を考えたら恐ろしい位ですね。
恐ろしいと言えば、この頃の森繁久弥の喜劇演技は神がかってさえいますね。
2008年11月8日 新・文芸坐