尊敬してる先生から紹介して頂いた作品。
先生は元気にしてるかな。
これは本当に良い作品で、DVDを買うことが決定した。
何がどう良かったを語り辛い。
何というか、本当にありそうな、昔のある村の日常に、ちょっとだけ特別な問題が起きた、というような感じだから。
好きなものを好きと言えない事は悲しい。
本当は嫉妬心なのに、それを何かしらに理由をつけて、正当化して相手を苦しめる。
今も昔も本質は何も変わらないよね。
大切なことだよね。
ドキッとするし、自分にも心当たりがある。
良いことも悪いことも清々しく描いていて、嫌味なく観れるのは、演者と監督が持つ力だ。
昔の映画って、必ず議論のシーンがありませんか。
これって本当だと思うんです。
みんな、今って本気で議論する席がなくなってると思うんだけどね、時間をかけて、意見を言い合うことは、大切なことだと思うんだよ。
そうじゃなきゃ、本当に正しいことになんてたどり着かないじゃない。違いますか。
あとね、昔の映画って、歓迎で歌を歌ったり、自分の気持ちを皆の前で言ったり、自然に向かって叫んだりするじゃないですか。
私あの感覚ってよくわかんなかったんだけど、少し分かったというか。
自分のためにそうやってしてくれたら、恥ずかしいけど嬉しいよね。
でも今の私たち世代がそれに共感出来ないのって、本心でやってないからだったり、やらされてるからだったり、指導してる方も、意味をわかってないでただ作業としてやってるからだと思ったんだよね。
そんなんじゃ伝わらねえよな。
しっかりしろよ、って思った。
わかってよかったね。