このレビューはネタバレを含みます
ベトナム帰還兵のランボーが訪れた街で言われのない差別にキレるお話。
スタローンの代表作の一つであり
マーベルヒーローばりの強さと
DCヒーローに引けを取らない哀しみを背負う男、それがランボーです。
記念すべき一作目はベトナム戦争帰還兵として冷遇され続け訪れた田舎町で村八分にされたランボーが怒りを爆発させます。
恩師のトラウトマン大佐の通信から有名なラストシーンまでほとんど喋らなくなる為、胸中を告白するシーンが更に際立ちます。さりげないですが「みんなどこへ言ってしまったんだ」の台詞の悲しさや仲間との思い出を話すその姿に、かつての彼は明るく馬鹿騒ぎもしていたのだろうと想像できる分涙が溢れてしまいます。
ここからまた新たな闘いと哀しみを背負っていくのです。
彼に救いはあるのでしょうか。
君のいく道は遠い、それは長い道のりだよ
