Harigane

ランボーのHariganeのレビュー・感想・評価

ランボー(1982年製作の映画)
3.9
<あらすじ>
ベトナム戦争から帰還したランボー(シルヴェスター・スタローン)はかつての戦友の家を訪ねるが、友人は戦争による後遺症で癌に侵され既に亡くなっていた。
その後ランボーは町を徘徊していると保安官のティーズル(ブライアン・デネヒー)に目をつけられて逮捕され、取り調べを受けた後に様々な嫌がらせを受ける。
かつてベトナムで受けた拷問がフラッシュバックしたランボーは耐えきれず反撃をして脱獄。
ティーズルら警察に追われる身となりながらも、必死に抵抗を続けていく・・・

<感想>
ロッキーシリーズと並ぶシルヴェスター・スタローンの代表作👊🏻
久しぶりに再鑑賞しました✨

逃亡を続けるランボーの孤独な闘い⚡️
戦争では英雄と謳われていたランボーが、帰還してここまで不当に扱われていることには胸が痛みます😨
ティーズル保安官に遭遇してしまったがために、なんとも悲惨な目にあってしまったランボー。。

単に激しい銃撃戦を観るアクション映画というよりも、ベトナム戦争によって精神が蝕まれてしまった兵士の苦悩を描いた作品🪖
戦争によって目の前で戦友を亡くし、ようやく帰還して会いに行った友人も既に他界しており、その後は理不尽に逮捕されて拷問され…
こんな状況の中で平常心でいるなんて絶対無理ですね😬

ロッキーもそうでしたが、今作でも主人公の人物像の背景が色々と描かれているので、かなり感情移入しますね💫

ランボーがトラウトマン大佐(リチャード・クレンナ)に自身の思いの丈をぶちまけるシーン。

「もう終わったんだ」とランボーに説くトラウトマン大佐(リチャード・クレンナ)に対して、
「まだ何も終わってない!俺にとって戦争は続いたままなんだ」と訴えかけるランボー。
ここから彼自身が抱えていた苦悩を吐き出すシーンには胸が締め付けられる思いだったし、同時に泣けてきました😢

久しぶりに観ましたが、やはり今作は名作でしたね☝🏻
「火薬と筋肉を愛する会」で再鑑賞するきっかけができて感謝です🔥
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