三人寄ればデントナ内野手

人斬りの三人寄ればデントナ内野手のレビュー・感想・評価

人斬り(1969年製作の映画)
4.5
勝新て顔もくどいしナルシシズムがすごくてあんまり映画観なかったけど(断然トミー派)、ギッタギタの背脂ナルシスト三島由紀夫のおかげで勝新のナルシシズムがあっさり醤油味にしか感じない。
切腹シーンの三島先生のドヤ顔。おいどうなんだい俺の上腕二頭筋!

クドい2人に対して、ヌメっとした爬虫類のような仲代達矢が不気味。
山本圭(やけに現代的なルックス)の酒のくだりはマジ怖かった。
一目惚れするお姫様が全然魅力的に見えないのが残念。

「シコシコとした歯ごたえ」とは言うけど「コシコシ」という人を初めて見た。