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ベニスに死すのminamimiのレビュー・感想・評価

ベニスに死す(1971年製作の映画)
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とっても面白かった…。思っていたのと全然違う。始まりの数分間でわくわく。乗り込んだボートの行き先は、船頭によって決められる。思ったようにはいかない、彼のこれからを暗示して、面白い予感しかない。
息絶え絶えの老作曲家(白髪染めと白粉が汗で流れる)と、逆光の少年のシルエット(足元の水際がきらめいて美しい)。息絶えた作曲家が、疫病の蔓延で人気の無くなった浜辺を運ばれるのを、上から映すカメラ。終わり方もよかった〜。
ほぼ満席でびっくり。
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