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ベニスに死すのzpdのレビュー・感想・評価

ベニスに死す(1971年製作の映画)
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かの有名な美少年タージオに魅了されるおじさんの話。

生と死がもたらす美と醜を静かに描く。
美少年とおじさん。若さと老い。ベニスの街並みと疫病による腐敗。シンプルなストーリーの中に計算されたコントラストが落とし込まれてる。

顔面における美の形態は男女の垣根を超えた同じモノものなのだと感じるようになってきた。男女の性を超越した美しさには遠くから眺め拝む位がいいよね。おじさんの気持ちわかるよ、。竹宮惠子先生の風と木の詩読みたい。ジルベール。。。

【追記】
美少年が美少年でいる期間って刹那的じゃないですか。かわいい、美人は継続し易いというか。化粧なり何なりである程度持つし誤魔化しも効くんだけど。美少年はじきに毛深くなって終りでしょ…。そもそも美少年って母体数が少ない上に、やや女っぽい自分が嫌でおっさん化するパターンもあるじゃないですか。(エドワード・ファーロング然り山田孝之然り挙げたらキリない)自分の顔に価値を置いてない所もまた云々。という訳で美少年は積極的に花盛りを記録に残してくれ。何を言っても赦されるべき存在なので。
無さすぎる語彙が悔しい。ぴえん( ; ; )
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