dadako

ベニスに死すのdadakoのレビュー・感想・評価

ベニスに死す(1971年製作の映画)
-
・『フィッシャーキング』の朝の駅のシーンを思い出す。心を占めるものがある人間には違う光景が見える。
・あの芸術論を戦わせる友人は、実は彼にしか見えない友人なのでは、と思いながら見てしまった。
・コロナでベニスもイタリアも封鎖するのが早かったのは、故あることだったのねと納得。デイジー・ミラーと同じ時代なんかしら。
・タジオは、美というか、生命そのもの。最初に出てきた写真、アッシェンバッハの娘は少しタジオに似た面立ちだったように感じた。
dadako

dadako