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ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛のnodoubtのレビュー・感想・評価

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※記録用です。

「ルーシー、大きくなったね……1年後の設定のわりに…だいぶ…かなり…。」

まあ、それは良いとして。
待望の大ヒットファンタジー・シリーズの続編です。

舞台は前作から1300年後のナルニア国。
動物も不思議ないきものたちも幸せに暮らしていると思われていたナルニアは、人間の王国テルマールの侵略によって滅ぼされ、僅かな生き残りは森に隠れていつ来るかもわからない救世主を待っていた。

テルマールはテルマールで、王位継承者問題に揺れていて、結構中身は一枚岩じゃなかったりする。
ついには本来正統な王位継承者であるはずのカスピアン王子(ベン・バーンズ)が、叔父の謀略によって国を追われるはめに。

一方、“こちらの世界”に戻って退屈な日々を送っていたペベンシー4兄妹は、カスピアン王子が吹いた魔法の角笛の力によって再びナルニアの世界へ呼び戻され、変わり果てたナルニアの姿を目の当たりにする…。

悪くはなかったけど、個人的には前作の方が好きかな。

それと今回、明らかに強く成長した女性陣に対して、カスピアン王子と長男ピーターの男性陣がどうにも頼りない。
だから結局最後おいしいところは全部アスランに持っていかれちゃう。

そんな第2章の見どころは、長女スーザンの見事な弓さばきと、テルマール城夜襲失敗の際、閉まる城門を身を挺して支え命尽きたミノタウロス(まるで『北斗の拳』か『魁!!男塾』のワンシーンのよう)に、とってもキュートなネズミの剣士。
それとやっぱり、大きくなったルーシーもね。
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