背景とかそういうのを抜きに
純粋な「作品」として見ただけでいうと
自分にも少なからずドイツの血が流れてるってことが嫌になる。
今までどんな戦争映画見ても思ったことなかったけど。
そう思ってしまうくらい
突き抜けた 描き方。
上手
主人公の表情が本当にすごい。
言葉で言い表すのは難しいけど
そういった「経験」をした人ってこんな表情になってしまうんやろうな
狂気的な部分の描写は
レクイエム・フォー・ドリームを彷彿としてアガった。
クスリであろうが、戦争であろうが、狂った人間もまたこんな表情になるんやろなと
最初はすこし退屈やけど気がつけば一瞬
映像、音楽、ショットがとにかく素晴らしい
こんな理不尽で救いようのない辛い映画やのに
特にしんどくもならないのはもはや病気か才能か