アコーディオン弾きながら 箱乗りしてる戦車は笑う
「デススト」の小島監督とマッツ・ミケルセンが
絶賛してたので 以前から気になっていた今作・・・
序盤 ノリノリでパルチザンの隠した小銃を
一緒に掘り出している 形態模写が絶品の
フリョーラの友達のキャラが最高でした♪
画面に近寄るまで 本当にジジイかと思った!!
ドンパチやり合う戦争映画かと思ったら
主人公のフリョーラ少年の風貌が 時間を追うごとに
見るも無惨な結果になると言う新しい手法の見せ方
直接グロい描写も ガソリンで焼かれたお爺位で
特にありませんが ドイツ軍によるお祭り騒ぎの
状態で大量虐殺している様子は フリョーラ同様
見ているこっちの顔も歪みます・・・
ちょっと疑問なのが→最初“ 子供 ”と言う理由で
兵士から置き去りにされたフリョーラなのに 何故?
ドイツ軍が教会に住民を ぎゅうぎゅう詰めに入れて
「子供を置いて出てこい」との命令に 真っ先に
フリョーラが出て行っても 何も言われなかったのか?
兵士が基準とする“ 子供 ”と 捕虜側の“ 子供 ”の
基準がわからない!それとも国によって違う?
それともまさか!知らぬ間に時間軸が進んで
大人になっていたとか??謎過ぎる・・・
あと視聴者全員が釘付けになった・・・
お偉いさんの肩に乗る スローロリスちゃん♪
なんだ!あの可愛い生き物は・・・突然の
癒し映像に驚き!その後虐殺シーンをリスに
見せない為なのか そっと人間用のヘルメットで
隠す優しさに・・・ほだされそうになりました!
その後の〈カニを食べる美女〉に爆笑!!
畳み掛けが予想外過ぎて・・・燃え盛る街中に
ベットに寝たまま放置されるババア状態・・・
村人の虐殺を指揮した中隊長が最後に発した
「子供から全てが始まる
民族の未来も お前らに 未来は与えられない」
あの状況下で “ 民族浄化 ”発言するとは凄い!!
そしてこの流れからの ラストのあのシーンで
引き金を止める事が出来きるが 決して明るい
未来じゃない事を示唆している悲しい終わり方
結局 ヒトラーを殺した所で似た様な思想の持ち主が
ウヨウヨしているから 惨劇は終わらない・・・
しかし!ヒトラー人形はそっくりの出来でした♪