家族の感動話とひと括りにするにはあまりにも勿体無い名作
画角や映像美、演出という面も光りながら、それぞれのキャラクター性も素晴らしい
最後に全部が解決、優勝してオシマイ。などでは決してない
登場人物たちの記号的ではなく、生きてる人間としての行動
時には優しく、時には感情的に、その人間臭さのリアルがたまらなく良い
祖父の最後の言葉がオリーブに向けたメッセージだとしたら、オリーブ自身のダンス、そしてバラバラだった、、いや今もなおバラバラの家族が、オリーブの為に、一丸となって踊る姿が、祖父に向けたメッセージだったのだろう
笑って泣ける、ではなく、笑いながら泣く
好きな映画のひとつ
