勝ち組至上主義なのになにひとつ成功してないお父さん、
ヘロイン中毒で超絶下品なおじいちゃん、
ニーチェに傾倒して9ヶ月喋ってないお兄ちゃん、
ゲイでメンヘラの叔父さん、
夢見るおデブちゃんな妹、
家族をまとめるのに必死なお母さん。
とにかくとにかく問題だらけの一家が、それを解決しながら成長して一致団結する話…
と見せかけて、なにひとつ問題は解決していないのがこの映画の凄いところ!笑
最後にはなんとなくひとつになっちゃうし、なぜか皆で笑っちゃう。むしろ状況は悪化してるのに。なんとなく。
でも家族って、きっとそれでいいのね。それでいいから、家族なのね。
ラスト20分、爆笑しながらぼろぼろ泣きました。
とても良い作品!