キャサリン子

リトル・ミス・サンシャインのキャサリン子のレビュー・感想・評価

3.8
ミスコンに出場する末っ子のために、カリフォルニアからサンフランシスコに旅をする家族を描いたハートフル・ロードムービー。

歴史に残る作品は、それなりの理由があるんだと再確認しました。

仕事一筋で理屈っぽいパパ、
そんなパパと反りが合わず喧嘩ばかりしているママ、
パイロットになるまでは一切喋らないというワケのわからない願掛けをしている無口な兄、
失恋して自殺未遂を起こした同性愛者の伯父、
下ネタ大好き若い女大好きなヘロイン中毒のおじいちゃん、
そして、そんな一家の太陽的存在の末っ子。

いつもいさかいが絶えないこのクセ強すぎな家族が、末っ子のミスコン出場のためにワゴン車で会場まで向かうのですが、旅の道中には次々とアクシデントが起こります。
しかし、バラバラだった家族が、最後にはひとつにまとまります。


この旅は、「何かを得る旅」ではなく「何かを捨てる旅」。


“負け犬とは勝負に負けた奴のことではなく、負けることを恐れて勝負をしない奴のことだ”。

挑戦することの勇気をもらいました。

家族って良いもんですね~
キャサリン子

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