えそじま

群衆のえそじまのレビュー・感想・評価

群衆(1941年製作の映画)
3.8
捏造記事と腐敗した権力者達によって偽りのヒーローに祭り上げられた道化者は、群衆との対話や真実の愛を通して心に炎を宿す。

フランクキャプラが鳴らしたフェイクニュースやプロパガンダへの警笛はいつの時代にも当て嵌まり、引き継がれた信念はイーストウッドらによって現代映画にも投影されている。
反体制信念と同時に民衆の愚かさも描いた秀逸な作品。
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