同監督の『スミス都へ行く』では、中身のなかった凡庸な青年に託したある種の無邪気さがあった。そして政治への熱意は伴うもののその無邪気さは最後まで変わらずに、寧ろそれでもって周囲を変えていた。
今作の…
008****
□物 語 ★★★★★ ★★★
□配 役 ★★★★★ ★★★
□演 出 ★★★★★ ★★★
・テ ン ポ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆
・喜怒哀楽 ☆☆☆☆☆ ☆☆☆
・ドキドキ ☆☆☆☆☆ ☆…
20240224-055
原題:Meet John Doe (1941)
原作:”A Reputation”(The Century Magazine)
監督:フランク・キャプラ
配給 ワーナー・…
フランク・キャプラ監督のクリスマス映画。
新聞社クビになった記者が最後の記事ででっち上げた、社会問題に抗議する架空の人物が巨大な社会運動のムーブメントを巻き起こすという話で、小さな嘘が加速度的にデカ…
言わんとするメッセージに全然文句はないし、最終的にはいい話です。
でも女性記者のでっち上げで民衆をだまして、という導入が好きになれないところです。終わりよければ、ってものでもない(と私は思う)。愚鈍…
民衆の代弁者にでっちあげられた男の数奇な運命を描いたヒューマンコメディ。
クビを通告された記者のアンが話題作りのために、社会へ反抗すべく自殺しようとする男を創作する。
その役に選ばれた元野球選手の…
“Hello, John”
この時のバーバラ・スタンウィックのとろけるような甘美な表情は忘れられない。
大学の講義でチラッと見た『深夜の告白』の時の彼女は、前髪パッツンで全く美人には思えず、この女の…
フランク・キャプラの方の「群衆」(1941年)。「素晴らしき哉、人生」の対になっているかのようなクリスマス映画です。戦中に、隣人愛を呼びおこし、世の中を明るくしたきっかけは、世を憂いた男(ジョン・ド…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
"新聞は読まん。世の中がおかしいことくらい分かっている"
もう開始5分でアマプラに書いてあるあらすじの大部分が始まってて、かなり展開がはやい!
前半部分のジョンドウがうまく行ってる時は、架空の人…
うーん...
ラストがキャプラのいつもの感じというか、いや、いつにも増してなんかクサい感じが...
虚像やマスコミ、集団心理などそういったメッセージ性のある作品はやはり面白い
しかしながらこれをこの…