アカデミー受賞作品を観よう85(1937年第10回編集賞/美術賞)
フランク・キャプラ監督でリスキン脚本!黄金タッグです。
時代は第二次世界大戦。
中国から西欧人を救い出すオープニング。そこからなぜかチベットの奥地に誘拐される設定!
シャングリラ‼️
そう、まるで浦島太郎的な展開です。
ちょっとSFのような話ですが、キャプラらしい社会へのメッセージも感じられます。
でもなー、他の作品に比べて、そのシャングリラのリアリティが作品を左右しちゃいます。諸々疑問を覚えてしまう点が残念。
この年作品賞は「ゾラの生涯」監督賞はレオ・マッケリー「新婚道中記」。
やや全体に選考理由が読み取れない年ですね。
《追記》
そうそう、これ、フィルムが焼失していて世界中に残るものを探し回り再構成しているんですね。それでも画がないものは音声そのままに、スチール写真で作っています。ご苦労されている皆さん、ありがとうございます‼️