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横道世之介のkisekireiのレビュー・感想・評価

横道世之介(2013年製作の映画)
4.0
吉田修一はたまに読むので気になってはいました。

160分の長丁場だったので、一人鑑賞と思ったのに、開始10分でこれは面白いかもと思い、夫を巻き込み三夜に分けて観ました。

結果、なんなのこの感じ。
世之介もなんだけど、祥子ちゃんも可愛くて仕方ないし
他のお友達もみんな、何かを抱えてたり頑張ってたりして。

ヘタに分けてみたもんだから、日に日に世之介が自分の子供みたいに思えてきてしまいました。
実際この、垣根がなくみんなとすぐ仲良くなるとことかほんと似てるし、ちょっと天然と言うか笑えるとことかも。
だから周りの子らも子供の友達に見えてくる。

みんな自分の道を見つけて大人になっていく。
大人と子供の狭間で、なんだか楽しかったあの人。
「お前あいつのこと知らないんだもんな。俺、なんか得した気分」って言う加藤くんの言葉が全てを物語ってます。

80年代後半、私はまだ子供だったけど、世の中がすごく元気だった。
ファッションのディティールも細かい 笑
水着が!こんなだったわ!と懐かしい思いでそこも楽しませていただきました。

役者陣皆さん良かった!
高良健吾ももちろんだけど、吉高由里子、どの役よりこれが好きでした。可愛いったらないわ。


今日から挨拶は「ごきげんよう」👋一択にしようかな 笑
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