ドナゴン

わんわん物語のドナゴンのレビュー・感想・評価

わんわん物語(1955年製作の映画)
5.0
文句なしの☆5つ!!

初めて買ってもらったディズニービデオがこれで、それ以来ほぼ月一で観ていると思う。

この映画、なんと1955年制作ですよ。
戦後すぐよ日本は。
こんなにも滑らかに色鮮やかに動物を描けるディズニー、本当にすごいよ。

犬が主人公なので、犬目線。
人間の顔がほとんど見えないのも画期的。


ほんっっとにみんな可愛くて、犬はもちろんだけれど、お家とか家具とかお庭とか…憧れる上流のお家。

トランプはテリアっぽい雑種。
本当にかっこいい。
お嬢様で我が道を行くレディにメロメロです。

そんなレディを優しく見守るのがご近所の、ジョック(スコティッシュテリア)とトラスティ(ブラッドハウンド?)

2人の紳士っぷりも可愛い。
人間に飼われていることを誇りにもっていて、従順なのです。
賢いんだぜー。


レディが「あかちゃんてなあに?」を知っていく過程、ジムとダーリングはちょっと赤ちゃんに浮かれてただけで、レディのことはちゃーんと愛しているのは見ていてわかります。
少し切ない時もありますが…。

とにかく、全ての犬好きさんにオススメしたい映画です。
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