【第14回アカデミー賞　助演女優賞受賞】
『愛の勝利』エドモンド・グールディング監督がポーラン・バンクスの小説を映画化した作品。アカデミー賞では助演女優賞（メアリー・アスター）を受賞した。

ベティ・デイヴィスとメアリー・アスターの演技合戦が楽しい作品。グールディング監督の堅実な演出手腕も特筆すべき。奇妙な味わいを残す人間ドラマに仕上がっている。

名女優ベティ・デイヴィスが珍しくメアリー・アスターに喰われている感がある。真の主役はメアリー・アスター演じるサンドラだ。

一人の男をめぐって二人の女が奪い合う様を描いている。よくある話と言えばそうなのだが、ドロドロというより割とさっぱりと描いていることにこの作品の特徴はあるだろう。

サンドラもマギーもあまり泣きわめいたりしない抑えた人物像。間に挟まれるピートが子どもに思えるほど理知的で賢い女性像だ。

悪女役の多いベティ・デイヴィスが本作では下手に回り、メアリー・アスターの方が悪女っぽい行動を見せる。実際には当然の権利を主張しているだけなのだが、終盤の流れといいデイヴィスの肩を持ちたくなる。

なんてことはない人間ドラマだが、二人の女の敵対と友情を両立させている。互いにリスペクトしながら憎み合ってもいるというバランスが非常に奇妙だ。

あまり期待せずに鑑賞したがなかなかどうして面白かった。恋愛よりの二人の女の生き方にフォーカスを当てた意欲作と言えるだろう。

• #第14回アカデミー賞

女性映画。
同じ男を愛した女二人。
演じるはメアリーアスターとベディデイヴィス、もうこれだけで完璧👌。
真ん中にいるジョージブレントなんて添え物なのである。それで良いのである。

登場人物達の生活感の無さが天晴れ🎉。
好き放題に自分に正直に生きれるよ，そりゃ。
それで成り立つ物語。
同じ設定なら、生活苦なり、
そびえたつ何らかの壁がいろいろ出てきそうだが、そんなのは全くなく、素晴らしき金持ち道楽のドラマとして進む。
皮肉ってないっす🙇笑。

クラシック映画観たなあ、
と高揚感。
アスターとデイヴィスが輝く。
それで良いのである🙆。

正直

プレイボーイのピートは有名なピアニスト、サンドラと結婚しようとするが、サンドラは前夫との離婚が成立しておらず結婚は無効だった
そこでピートは元婚約者のマギーと会い、マギーと改めて結婚するが……

お手伝いさん
ピアノ音楽から

同じ男を愛した2人の女性

子
真相はいかに

大人なドラマ
なんとも言えない

2人の女優の演技合戦でした