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黒い肖像のlemmonのレビュー・感想・評価

黒い肖像(1960年製作の映画)
3.8
どこまでも誠実な愛と、勝手に貫く女。
最後の最後まで酔いしれる。

終始大仰しい音楽と演出。欲望伝わる派手なシーンの連続。その中、一際目立つ無音の演出もあったが、これは計算が見えたなあ😅。


ともあれ、役者の演技合戦が最高😆。
ラナターナーはヒロインにピッタリやわあ!
悪女の自覚なし悪女。

他の演者も最高でした!


悪になりきれる人はいない。
一緒にいたいと殺人を犯す。
割り切れなければ、罪悪感が残る。
残らなければ、人間じゃない。
悩ましいねえ🥴。

2時間ドラマのメロのドラマの元祖か!
と言いたくなる崖だのブラックメールだの家政婦だの日本庭園っぽいところでの密会だの🤣。


キーポイントになりそうなシーンが多く、怪しい登場人物も多いので、気になって最後まで飽きなかった!
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